
むちうち症は、軽い追突や接触事故に遭っただけでも、症状が出ることがあります。
そして、むちうち症はあとから痛み出すことが少なくありません。
むち打ち症による痛みやしびれは、事故直後から数時間、遅ければ1ヶ月後に発生することもあります。
特に頸椎の5番を痛めやすいことが特徴です。
むちうちの主な症状は以下の通りです。
- 手足のしびれ、倦怠感
- めまい
- 首や背中、肩などの凝りや痛み
- 耳鳴り
- 吐き気
- 頭痛
むちうち症の治療法として、整形外科で主に用いられている牽引療法というものがありますが、頚椎症性脊髄症診療ガイドラインでは
『牽引療法についてはエビデンスがなく、その意義については今のところ不明である』
とされています。
また、頸椎カラーについても同様に、
『少なくとも軽症例に対しては装具療法が有効である可能性があるが、ほとんど実証されていない』
とされています。